職業性ストレス簡易調査票とは、厚生労働省が労働者のメンタルヘルスの状況を測定するために作成したもので、ストレスチェック制度として、50人以上の従業員が働いている事業場に対してチェックが義務化されます（50名以下の事業場については当面の間、努力義務となります）。

　職業性ストレス簡易調査票は、仕事のストレス要因、ストレス反応、修飾要因の３つで構成されています。

　仕事のストレス要因では、仕事の量的負担、質的負担、身体的負担、コントロール、対人関係によるストレスなどが、ストレス反応としては、抑うつ、イライラ感、疲労感、活気、身体愁訴などが評価できます。